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第4回.ビジネスプランとか

会社設立にあたり、ビジネスプラン(事業計画書)は作りましたでしょうか?ビジネスプランを書いておくとと自らの目標が明確になり、プランを実行するには現在、何があって、何が不足していているか、という点が浮かび上がってきます。また、取引先、提携先、投資家や知人に見せることによって、新たなアイデアが追加されたり、不足リソースの紹介などがおこり、ブラッシュアップすることができます。

さて、第三者に、何をする(又はしている)会社かを一言で説明できるでしょうか?

「○○市場で△△の技術を利用して、■■とアライアンスをして、☆☆の販売チャネルで、◇◇に関する仕事をする」といった説明が長いのはあまりお薦めいたしません。(長い説明で理解する方もいらっしゃいますので、一概には言えませんが。)

「○○をしている(する)会社」くらいにまとめるほうがインパクトがあってわかりやすいです。「何でもできる」という足し算より、「これしかできない」という引き算が良いかと思います。もしくは、事業内容を造語・キャッチフレーズに落とし込むのもいいかもしれません。(IBMの e-business 等)

もっと簡単には「誰からどうやって収益をあげるか?」を説明できれば良いのかと思います。

ドットコム全盛のころですが、「原価あるいは原価割れをする消費材をインターネットで掲載・販売し、バナー広告料あるいはメーカー企業からのキックバックを収益にしたビジネスモデル」という会社が有りましたが、少々わかりにくいモデルでしたね。

ビジネスプランについては財務計画(資本政策)も必要ですが、会社設立前から計画をたてることをお薦め致します。例えば、設立 1000 万、その後、増資をするのか、するならどのタイミングで行うのか、バリュエーションをつけるのか、ワラント、ストックオプション(2002年から新株予約権になってます)といった資本政策を行うのか、出資を希望する先は事業会社さんなのかVCさんなのかも考えてみて下さい。1000 万円の自己資金(経営陣)でこのままバリュエーションをつけずにファイナンスを行うと、シェアの問題が出てきます。シェアの件については後述しますが、経営陣にシェアをもたす方法は新株予約権やワラント等いくつかあります。株のバリュエーションについてはDCF法(ディスカウンテッド・キャッシュ・フロー法)等ございますので自社にあった方法を選択ください。

事業会社さんと違って、VCさんに対してはビジネスプランに公開の画(又はM&Aによるバイアウト)を書いておく必要があります。VCさんは投資先の株式公開でのキャピタルゲインがゴール(ファンドの管理手数料もありますが)にあります。公開の画がかけない場合は、VCさんからの出資を受けることはあきらめたほうが良いと思います。銀行等からの融資や助成金でのりきりましょう。ビジネスプランには経営陣の略歴、設立年月日、本店住所、電話番号、FAX番号、従業員数、WWW、E-mail、携帯電話の番号、等、記載下さい。設立から有る程度時間がたっていて社歴があるなら売上と共にそれらも記載するかたちになります。

また、ビジネスプランで重要なのは真実です。虚偽はダメです。自分の会社を良く見せようというのは心情的にわかりますが、例えば、受注の予測段階で、契約になっていないものをビジネスプランに記述などしないことです。ウラを取られて、虚偽であるということが分かった時点で、信用は失墜します。世の中せまいもので、話がすぐに知れ渡ります。お化粧せず、等身大を開示することをお薦め致します。


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