※800×600ピクセルで最適化されています。

レイアウトを考慮していますか?
※すでに理解しているという方は読み飛ばしてください。(作成:1998/8)

 

●配色はあっていますか?

画面の色やフォントの色はそのサイトのイメージを決定する要因のひとつです。イメージはユーザによって認識が一度決定されるとそれは長く印象づけられます。そのため、Webサイトの構築時に配色を決めておく必要があります。

 

以下はサンプルです。

暖色系サイトのサンプル

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扱っている商品・サービスにあわせた背景色などが必要になります。

 

間違った配色の例

間違った例のサンプル

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内容がよくても上記のような配色表現するのは好ましくありません。アダルトサイトの配色です。

 

●1ページの項目の数は7つまで

ハイパーテキストがまさにインターネットの醍醐味であることは言うまでもありません。ハイパーリンクをたどることがネットサーフィンと呼ばれています。ハイパーテキストは1962年にセオドア・ネルソンにより提唱された概念ですが、人間が普段何気なく行っている思考活動にきわめて近い動作環境をネットワーク上に構築しています。ハイパーテキストが脳の思考活動に近いことから、とあるルールが存在します。

このルールとはWebサイト内における「項目」の数です。Webサイトにおける望ましい項目の数は7±2になります。人間は短期間の記憶を7±2の範囲でしか処理できません。多くリンクが張られていると、前に興味のある事柄が存在していたとしても、ネットサーフ中にほんの少し前のことを忘れてしまうことになります。ルールが守られていないWebサイトはインターネットユーザを迷子にさせているかもしれません。せっかくWebサイトに商品・サービスを求めてきているのに、リンクを張り過ぎたことによって、探すのに苦労し、または迷子になりWebサイトを通過してしまうこともありえます。トップページのリンクはいわゆるWebサイトの大まかな項目の数だけ存在すれば良いことになります。通常、トップ項目は「Webサイトの概要」「製品」「サポート」「FAQ」「問い合わせ」「申し込み」等で充分です。この各項目の中を深くしていくのが一般的となります。

※もちろん、ニュースサイトやコンテンツサイト、商品群が多い通販サイト、モールといった情報を詰め込む必要があるWebサイトであればリンクの数にこだわる必要はないと思います。

補足になりますが7±2ルールは1956年にジョージ・ミラーが発見したもので、オフラインの全ての事柄にあてはまります。

以下はサンプルです。

トップページサンプル

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前述のガーデニングのサイトのトップページのサンプルです。トップページからのリンクは少なく押さえています。トップページサンプル内の「はじめに」から次のサンプルに飛ぶようになっています。

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ガーデニングは最近ブームの概念ですが、昔の人から見ると園芸と何ら変わりが無いのでは?という疑問を持つ方もいらっしゃいます。しかし、ガーデニングには自然の草木を(云々)・・・・

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「言いたいこと」「伝えたいこと」をWebサイトに必ず記載すると内容が深くなります。7±2の範囲のなかでユーザに読ませるためのスペースを作っておく必要があります。

以下は間違った例です。

間違った例のサンプル

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※もちろん、ニュースサイトやコンテンツサイト、商品群が多い通販サイト、モールといった情報を詰め込む必要があるWebサイトであればリンクの数にこだわる必要はないと思います。

 

●フレームは使わずに

フレームはWebサイトの階層構造が深くなり、やむなく使用している分には構わないと思います。しかし、わずか5〜10ページのページしかない小さなWebサイトではかえって邪魔です。フレームを使用していてよく見かけるのはスクロールバーが邪魔になっているものです。ホームページを作りたてのあきらかに初心者とわかるWebサイトであれば許容されるかもしれませんが、商取引サイトであれば少々問題です。スクロールバーを消すか、見栄えを改善することをお勧め致します。さらにリンク先に飛ぶ際にもとのWebサイトのフレームがリンク先の画面を遮っていることもよく見かけます。

フレームはWindowをオープンしているので、PCに負荷がかかっています。したがって表示されるのに一画面のものに比べ時間がかかっています。インターネットユーザが最も嫌っているのが、表示画面の遅さです。フレームの使用によってあなたのWebサイトはインターネットユーザから不評をかっているかもしれません。また、不評をかっていたとしても誰も教えてくれません。ご自分で判断するしかありません。

Webサイトの設計段階で「フレームを使う必要はあるのか?」とか、「フレームを使わないで他に方法はないのか?」とか、「ユーザはフレームに対してどのように捉えているか?」等を充分話し合う必要があります。

私の個人的な意見としても、できれば使用して欲しくないものの一つです。仮にご使用されるのであれば2分割ぐらいにおさめてもらいたいです。

 


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